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ぐるめな猫の路地裏

ぐるめな猫の路地裏

風と共に去りぬ

風と共に去りぬ (Gone with the Wind)1939年 アメリカ
 
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原作 マーガレット・ミッチェル
監督 ビクター・フレミング
出演 ビビアン・リー クラーク・ゲーブル オリビア・デ・ハビランド レスリー・ハワード他


この映画が製作されたときには、まだわたしは生まれていない
はじめてこの映画を見たのも20年以上前で、その頃はスカーレット(ビビアン・リー)の美しさとレット(クラーク・ゲーブル)の男らしさに憧れたものだった
年を経るごとにこの映画の見方にも奥行きがでてきて、人種・家族・友情・愛についても深く考えさせられる
しかし何よりも印象的なのは、スカーレットという一人の女性が混迷の時代にあって、どんな時も希望を失わずたくましく生き抜こうとする姿である


1861年、アメリカでは南と北で緊張関係が高まり、誰の目にも戦争が目前に迫っているのは明らかだった
その頃、ジョージア州タラでは豪華な園遊会が開かれていた
美しく着飾った娘たちの中でもひときわ輝いているのは、オハラ家の長女スカーレット(ビビアン・リー)だった
スカーレットには、ひそかに思いを寄せていたアシュレー(レスリー・ハワード)がいたが
彼女の思いをよそにアシュレーはいとこのメラニー(オリビア・デ・ハビランド)との婚約を発表してしまう
なんとかアッシュレーの結婚を思いとどまらせようと、彼に思いを告げるスカーレットだったがアシュレーの気持ちは変えられなかった
その園遊会でずっとスカーレットの様子を見ていたレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)はひと目でスカーレットに惹かれてしまう
しかし、そこへ届いた開戦の報をきっかけに、彼らは運命の渦へと大きく巻き込まれていった・・・



この作品は、1939年のアカデミー賞を10部門独占したが歴史大作である




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